司法書士試験合格を目指す方のために、合格者からのアドバイスや予備校の選び方などを掲載しています。

さいとう司法書士事務所 司法書士齋藤 紀子
さいとう司法書士事務所 司法書士齋藤 紀子

※このページは平成26年度司法書士試験合格の司法書士齋藤紀子が作成しています。
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 司法書士試験を目指す方のために

司法書士試験の内容 ・受験手数料8000円(平成27年度)。
・各都道府県で受験できます。
・試験は年に一度だけ。例年7月の第1日曜日に行われます。
・科目は
 午前(2時間):憲法、刑法、民法、商法・会社法
 午後(3時間):不動産登記法(記述あり)、商業登記法(記述あり)、供託、民事訴訟、民事保全、民事執行、司法書士法
・午前、午後ともにマークシートの点数による足きりあり。
・筆記試験合格者に対し、10月に口述試験が行われます。

詳しい情報は法務省のサイト
司法書士試験の特徴 ■司法書士試験の合格率は約3%です。
■合格者数は例年700〜800名程度です。
■何点取れば合格という基準はありません。合格者数を700〜800にするために基準点を変動させると推測されます。
■例年、合格者のうち男性が7〜8割、女性が2〜3割です。
■受験資格に学歴は必要ありません。
合格者からの体験に基づくアドバイス ■合格に学歴は関係ありません。私の友人にも中卒や高卒の司法書士はたくさんいます。
■合格に必要なのは勉強時間(完全に集中すること)と「運」です。得意な問題が出たかどうか、マニアックな問題が解けたかどうかなど、その年の問題内容によって、合格レベルの実力者でも不合格になり得ます。私も一度目はスレスレで不合格でした。友人にも、完全に合格レベルなのに1点差や0.5点差で何度か不合格になった人がいます。
■合格したら誰でも食べていける、というわけではありません。雇われる場合はそれほど高給でない場合が多いです。独立開業するなら、営業力・コミュニケーション力・接客技術等、様々な能力が高くなければ続かないでしょう。
■お金のかかる資格です。受験予備校の費用、合格してからの新人研修費用(60万円ほど)、新人研修のための交通費や宿泊費もかかります。開業するなら開業費用として数百万円用意するのがベターです。
■給与にこだわらなければ、必ずどこかに雇ってもらえます。子育てや家事をしながら独立開業することもできます。ワークライフバランスを取りやすい資格だと思います。
■司法書士には争いを嫌う穏やかな方が多いので、そういう仲間を求める方にはとくにお勧めします。
私の合格テクニック ■利用したのは山本浩司先生のオートマシステムの教科書と、TACの合格答練(通信制)です。教科書一式で5万円くらい、答練1年分が16万円くらいかかったと思います。お金がもったいなかったので予備校へは通いませんでした。通っていたらもっと早く合格できたかもしれません。
(京都の同年の合格者では、伊藤塾へ通っていた人が多かったです。でも、LECで半年勉強しただけで一発合格した人もいるので、どの予備校を選ぶかというより、どれだけ集中して勉強できたかが問題なのだと思います。各予備校の特色や通いやすさなどを考慮して、自分に合うところを選んでください)
■記述式はノートを作って書き溜めました。どこで間違えたか振り返られるように、ノートは溜めておきましょう。「これだけ勉強した!」という達成感も得られます。
■モチベーションを保ちましょう。モチベーションがなければ苦しい勉強は続きません。
■受験期間の途中から補助者として司法書士事務所で働いていたおかげで解けた問題が1つあります。しかし、実務で要求される知識と試験に必要な知識は別なので、逆に混乱する恐れもあります。とくに記述式は、実務ではソフトしか使わないので、能力が上がりません。
■原理原則から考えましょう。枝葉末節にこだわる人は、合格までが長いです。
■運も必要なので、実力があってもいつ合格できるかわかりません。不合格でも気に病みすぎないでください。私は神社に通い、「人事を尽くして天命を待つ」の心でなんとか平静を保っていました。
■合格後も、一生勉強しなければならない仕事です。プレッシャーも合格後のほうが大きいです(何億円も扱う時など)。今が一番しんどいと思って勉強しているかたは、ずっと上り坂が続く、と考えを改めてください。むしろ気が楽になると思います。

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